A:花粉の症状が出てからでも治療は可能です。

まず、日常生活で気を付けることは、飛散の多い時は外出を控え、外出時にはマスク、メガネの着用が望ましいです。

通常のマスク着用で鼻内の花粉の量を約1/3に花粉症用のマスクで約1/6に減らす事ができます。
通常のメガネでは約2/3に花粉症用のメガネでは約1/3に花粉の量を減らす事ができると報告されています。

また帰宅時には衣服やかみをよく払ってから入室し、洗顔・うがい・鼻をかむ事も大事です。

花粉症の薬物療法ですが本格飛散時期には2種類以上の薬物の併用療法や点鼻薬の併用療法もあり、症状の重症度にあわせた薬物療法をおこないます。

また、花粉症の飛散する1~2週間前かた花粉症の薬を内服し始めると、飛散時期から内服開始するよりもより強く花粉症の症状を抑える事ができます。

なるべく症状がで始める前の早めの内服治療をお勧めします。

和恵会はやかわ・すずきクリニック