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アレルギー性鼻炎・花粉症

症状

症状

アレルギー性鼻炎・花粉症は、ハウスダストや花粉などのアレルギー原因物質(アレルゲン)に神経が過敏に反応することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が引き起こされる病気です。

代表的なものは春のスギ花粉症で、日本人の4分の1はスギ花粉症であるといわれています。

治療法

アレルギー性鼻炎・花粉症の治療法には、主に以下の4つがあります。医師と相談しながらご自身に最適な方法を選んでいきましょう。

アレルギー原因物質(アレルゲン)の除去と回避

スギ花粉症の場合、アレルギーを誘発するスギ花粉を、マスクをしたり外出を控えたりすることでシャットアウトします。ハウスダストがアレルゲンとなっている場合は、掃除を徹底し、室内を清潔に保ちます。

薬物治療

内服薬や点鼻薬などのお薬を使用して、アレルギー症状を緩和させます。 アレルギー性鼻炎の内服薬は年々進化しているため、以前に比べて眠気などの副作用は少なくなりました。「副作用は少しでも少ないほうがいい」という方には漢方薬も処方いたしますので、ご相談ください。また、ネブライザー(吸入器)は複数の香りをご用意し、好みの香りを選べるようにしています。

手術療法

アルゴンガスとともに高周波電流を流す専用の機器で、鼻粘膜を焼き、凝固させることでアレルギー反応を起こさせなくする治療法です。麻酔注射を打ち、30分ほどで完了します。アレルギー性鼻炎の症状を軽減し、お薬の量を減らすことができます。花粉症については、発症する前に行うのがポイントです。

アレルゲン免疫療法

アレルギーの原因となるアレルゲンを敢えて体内に投与することで、体をアレルゲンに慣れさせ、症状を和らげる治療法です。投与するアレルゲンを段階的に増やしていくため、治療は3~5年ほどかけて行います。7割程度の患者さまに有効です。また完治には至らなくても、服用する薬の量を減らす効果が期待できます。

副鼻腔炎

症状

細菌などが原因で鼻の内部の副鼻腔といわれる部分に炎症が起き、鼻づまりや鼻水、頭痛などの症状が引き起こされる病気です。慢性化すると、副鼻腔の中に膿が溜まるいわゆる蓄膿症と呼ばれる状態となり、のどや鼻の不調はもちろん、精神的にもイライラしがちになり、日常生活に悪影響を与えます。副鼻腔炎は鼻炎のある人がかかりやすく、特に頬に痛みのある場合は要注意です。

治療法

検査では、ファイバースコープを使って患者さまと一緒に鼻腔内を観察し、症状を確認します。場合によっては、レントゲンで精密検査を行うこともあります。治療法としては、吸入療法(ネブライザー)を用いるほか、マクロライドと呼ばれる抗生物質を投与する方法などがあります。

鼻出血

原因

原因

文字通り鼻の中から血が出る鼻出血は、鼻の粘膜に傷が付いていたり、弱くなっていたりすることが原因で起こります。そのため、花粉症や副鼻腔炎など鼻にトラブルを抱えている方や鼻をいじるクセがある人は、鼻出血しやすいといえます。高齢の方の場合、服用している薬の副作用で出血することもあります。

治療

出血を何度も繰り返すと、傷になった部位が完治しづらくなり、余計に出血しやすくなります。治療法としては、出血部位を特定した後に、「バイポーラ」という電気メスで鼻粘膜の血管を焼きます。お子さまの場合、軽症であれば、綿棒に硝酸液を浸して鼻粘膜の毛管を焼く治療を行います。

止血方法

鼻出血を止めるには、小鼻の柔らかい部分を5~10分ほど指で強くおさえる圧迫止血を行うのが一般的です。お子さまの場合は、鼻に綿球を入れて止血します。その他、止血用の内服薬もあります。

その他、よくある鼻の病気

鼻前庭炎

鼻前庭炎とは、鼻の穴の入口内側が、ブドウ球菌などの細菌に感染して炎症を起こした状態です。鼻毛が生えている根元に吹き出物やかさぶたができたりします。治療には抗生物質を使用します。

歯性上顎洞炎

むし歯や歯周病などの歯のトラブルを原因とした副鼻腔炎のことを歯性上顎洞炎といい、鼻水や鼻づまり、頭痛などの症状が起こります。抗生物質で治療することができますが、慢性化している場合は、歯の治療を行わないと根本的な解決にはなりません。抜歯した部位から、上顎洞内に溜まった膿を取り除きます。

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